慶應義塾大学理工学部電気情報工学科

量子情報通信研究グループ

Quantum Information and Communication (QIC) Theory Group

量子力学と情報通信を融合する量子情報分野の研究に取り組んでいます。

量子力学を暗号・通信や計算に活用する新しい量子情報技術の開拓から、その背後にある基本原理を探求する量子情報科学まで、理論研究から共同研究による原理実証実験まで幅広い取り組みを行っています。量子情報は、科学・技術としてまさにこれから世に羽ばたこうとしているエキサイティングな分野です!
量子情報とは?

量子情報とは、その名の通り情報科学・情報技術に、量子力学特有の原理・現象を積極的に活用することで、従来技術では不可能な性能や新しい機能性を実現する研究分野です。量子力学の基本原理や情報理論をベースに、計算・学習、通信、計測、化学、材料工学等々、幅広い分野が融合する境界領域です。

量子情報通信

電磁気学・量子力学を考慮したデジタル情報通信の究極的な性能限界の探求から、様々な量子技術を「量子的に」接続する将来の量子インターネットに向けた研究まで、様々な取り組みが進んでいます。あらゆる計算機で解読不可能な量子暗号は、量子技術の中でも最も実用化が進んでいる技術の一つです。

量子計算

量子計算、量子機械学習などの量子情報処理は近年最もホットなトピックで、ハードからソフトまで世界的な研究・開発競争が繰り広げられています。その応用先も化学・材料工学から金融分野、工場やトラフィックの最適化まで、様々な検討が進んでいます。

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